消費者金融の借入を一本化したい！借金を一つにまとめる方法！

消費者金融はとても便利で安全になりましたが、最大のデメリットは手軽過ぎてついつい借り過ぎてしまうことです。申込はインターネットから申込フォームを送信するだけ、必要書類は一定の限度額以下なら本人確認書類のみでOKなので手間も時間もかかりません。

一度契約が完了すれば限度額内で何度でも繰り返し借入することができます。最初は借り過ぎ注意と思っていても、いつの間にか感覚が麻痺し、口座から自分の預金を引き出すかのように借入してしまう人も少なくありません。

その結果複数の消費者金融から借入し、借金が膨らんでしまう人も少なくありません。いったん多重債務に陥るとなかなかそこから這い上がることは難しく、毎月の返済に苦しむことになります。

自己破産や債務整理の前に何かできることはないか。返済に追い詰められて苦しんでいる人に提案したいのが借金の一本化です。複数の会社から借入している借金を一つにまとめることで金利を下げたり、借入総額を減らしたりすることが可能です。

この記事では多重債務で首が回らなくなっている人のために消費者金融のおまとめローンについて詳しくご説明したいと思います。

消費者金融は手軽過ぎる！人々が多重債務に陥る理由とは？

多重債務と聞くととてつもない金額の借金を背負っているイメージがありますが、2社以上から借入があればそれはもう立派な多重債務の始まりです。消費者金融がなぜその他のローンに比べて多重債務に陥りやすいのか考えてみました。

多重債務に陥った理由を考えることで今後同じことを繰り返さないことが大事です。

審査ハードルが低く手軽

消費者金融の利用が多重債務に結びつきやすいのは先程もに述べたとおり、手軽に借入できるからです。

最近では申込から借入までWEBで完了する方法もありますし、自動契約機を利用すればその場でカードが発行されます。

あまりに手軽に借入できるため借金をしているという意識が薄れ繰り返し借入をしてしまい、その結果、気が付くと多重債務に陥っているというパターンが多いのかもしれません。

繰り返し借入ができる

消費者金融のシステムにも繰り返し借入を促す一因があります。消費者金融は限度額内で自由に 返済、借入ができます。返済期日には既定の金額を返済しなければなりませんが、返済すればまた再びお金を借りることができます。

返済方式も無理のない返済を謳っていますが、無理がないと同時になかなか残高が減らないということも起こります。毎月の返済額が少ないのは助かりますが、返済額が少なければ返済期間は長くなり結果的に支払う利息も多くなります。

増額が可能

消費者金融では毎月遅れることなく返済をすることで返済実績を積むことができ、優良な利用者は増額が可能です。増額とは限度額をアップすることで、増額によりさらなる借入が可能となります。

増額によって限度額が上がると当然ですが、追加で借入してしまいますよね。

借入残高を把握していない

多重債務者に多いのが借入残高を把握していないことです。毎月の返済額のうちいくら元金に当てられ、いくら利息分に当てられているのかというのは明細を見ればすぐにわかることです。

以上が多重債務に陥る原因です。とにかく借入目的を明確にして必要以上が借りないこと、借入残高をきちんと把握し借金をしている意識を持つことが大事です。

おまとめローンなら金利の引き下げができる！おまとめのメリット

それでも多重債務に陥ってしまった場合にはおまとめローンによって負担を軽くすることができます。もちろんすでに多額の借金がある場合には劇的に借金が減るということはありませんが、返済額の軽減は可能です。

おまとめローンは複数の消費者金融からの借入を一社にまとめるローンですが、おまとめローンにはいくつかメリットがあります。まずはどのようなメリットがあるか見ていきましょう。

金利の下げることができる

限度額と金利の関係というのをご存知ですか？消費者金融では限度額が高いほど金利が低くなる仕組みです。金利の上限は法律によって制限されています。

限度額が10万円以下の場合は上限20％、10万円以上100万円以下の場合は18％、100万円超えの場合は15％となります。

つまりA社30万円、B社40万円、C社で50万円借入するよりも1社で120万円借入した方が低金利で岡江を借りることができるということになります。今まで100万円以下の借入金利18％で借りていた人も100万円超えの場合は金利15％に引き下げが可能です。

【こちらの記事も参考にどうぞ！】
消費者金融は意外と高金利！申込時に確認したい金利の上限とは?

毎月の返済額が減る

おまとめローンを利用することによって返済計画の見直しが可能です。今まで毎月の返済額が高額で苦しんでいた人も金利の引き下げや返済計画の見直しによって毎月の返済額を減らすことができます。

ただし、毎月の返済額を減らすと返済期間が長引いてしまうこともあります。

返済総額が減る

金利の引き下げによって、例えば金利が18％から15％まで引き下げられた場合返済総額が減ります。

消費者金融でお金を借りた場合、借入金額＋利息分を支払うことになりますが金利が低いおまとめローンを利用すれば利息が少なくて済みます。

つまり金利が低い方が返済総額が少なくなるというわけです。

お金の管理がしやすくなる

返済に行き詰まっている人の多くがあまりお金の管理が上手ではありません。自分が今どの借入先からいくらお金を借りているのか把握していない人が多いのです。複数の会社から借入をしていると借入残高の把握がさらに難しくなります。

信用情報に傷がつかない

返済に行き詰まった場合には債務整理や自己破産という選択肢もあります。しかし、債務整理や自己破産となると金融事故として 信用情報に登録され、今後ローンを組んだり、クレジットカードを作ったりするのが難しくなります。

とくに自己破産の場合は車や家を所有でいないなど生活面でもいろいろと制限があります。

安易に債務整理や自己破産を選ばず、まずはおまとめローンで返済計画の見直しを図りましょう。

おまとめローンのデメリットについてもしっかり把握しよう

返済に行き詰まっている人にはおまとめローンがおすすめですが、おまとめローンにはもちろんデメリットもあります。おまとめローンを利用する前にデメリットについてもきちんと理解しておくことが大事です。

借金が少なくなったと勘違いしてしまう

借金を一本化したことで毎月の返済額が軽減されるのは嬉しいですが、中には借金が少なくなったと勘違いし、さらに再び借入をしてしまう人がいます。一本化の目的はあくまでもスムーズに完済することです。

借金が減ったと勘違いして再び借入をすれば、やがては債務整理や自己破産に追い込まれることは目に見えています。

おまとめローンを利用する際にはもう借入はしない覚悟で地道に返済することが大事です。

審査が厳しい

消費者金融に限らずローンというものは借入額が高くなるほど審査が厳しくなるものです。

とくにローンの一本化の場合、借入額が多くなるために審査はそれなりに厳しくなります。

それでなくてもお金にだらしないという印象を持たれていますので、ある程度以上の安定した収入がないとおまとめローンの審査に通るのは難しいでしょう。

返済額が増えることも

金利が下がることで返済総額は減るのですが、負担を軽減するために毎月の返済額を減らすと返済期間が長引き結果的に返済総額が増えてしまう可能性もあります。毎月の返済額は少ない方が楽なのですが、あまり少なくしすぎるのも問題です。

おまとめローンの借入先に返済計画について 相談し、だらだらと返済期間を長引かせることは避けるようにしましょう。

多重債務でも諦めないで！借入をやめて地道な返済を

多重債務に陥って返済に苦しんでいる人におすすめしたいのが複数の借入を一本化するおまとめローンです。おまとめローンによって金利を引き下げたり、毎月の返済額を軽減することが可能です。

借入先を一社にすることで返済日忘れを防ぐなどお金の管理がしやすくなります。スムーズな完済を目指すなら借入残高をきちんと把握しておくことが大切です。ただし、おまとめローンにもデメリットはあります。

おまとめローンを利用したことで借金が減ったと勘違いして再度借入をしてしまったり、毎月の返済額が減ったことで返済期間が長引き返済総額が増えることもあります。また当然ながら高額が借入となりますので、審査が厳しくなります。

もしもおまとめローンの審査に通らず借金を一本化することができない場合には、債務整理や自己破産という選択肢もあります。ただし、債務整理や自己破産の場合、信用情報に傷が付き、今後のローン審査などが不利になります。

また自己破産の場合は、条件や制限も多く、今後の人生を大きく左右してしまうのでおすすめできません。おまとめローンという選択肢があるうちにきちんと借金を返済してしまうことが大事です。

おまとめローンを利用する際には最後のチャンスだと考え、もう借入はしないという強い意志を持たなくてはなりません。