メリットの多い消費者金融から銀行への借り換え!ただし注意点も!
消費者金融は大変便利で安全になりましたが、それでも借り過ぎで返済に苦しむ人が後を絶ちません。消費者金融は他のローンに比べて金利が高めですので、多額の借入をした場合、支払う利息や総額はたやすく返済できる金額ではありません。
毎月の返済が厳しいと感じている方におすすめしたいのが借り換えです。借り換えとは現在借入している分を金利の低い他の金融機関で借り換える方法です。借り換えには沢山のメリットがありますが、借換の際の注意点もあります。
この記事では、現在消費者金融で借入をしていて、金利の低い銀行カードローンの借り換えをご検討中の方にメリットや注意点について詳しくご説明したいと思います。折角借り換えをしたのに、こんなはずじゃなかったということにならいないためにも、借り換えの本質についてきちんと把握しておくことが大事です。
返済に行き詰まったら借り換え!借り換えのメリットは?
消費者金融はとても手軽にお金を借入できる場所ですが、金利が高いことが最大のデメリットです。100万円以下の借入の場合、消費者金融の平均金利は17%~18%となりこれは他のローンに比べると高金利です。
金利が高いということは支払う利息が多くなりますので、返済総額が高額になります。また借入額が多いと毎月の返済額も高額になり、返済に行き詰まる人も少なくありません。
毎月の返済額を減らしたいという人におすすめしたいのが銀行カードローンへの借り換えです。借り換えというのは現在の金利よりも低い金利でお金を借り換えることです。
銀行カードローンの金利は消費者金融に比べると14%~15%と低いので、返済総額を減らすことができます。
実際に借り換えにはどのようなメリットがあるのか詳しく見ていきましょう。
金利が下がる
前述の通り、銀行カードローンは消費者金融に比べると金利が低いので借り換えに適しています。
お金を借りるときにはとにかくできるだけ低金利で借入することが大事です。
【こちらの記事も参考にどうぞ!】
消費者金融は意外と高金利!申込時に確認したい金利の上限とは?
毎月の返済額が減る
こちらも金利と併せてご紹介しましたが、借り換えによって毎月の返済額を減額することができます。現在消費者金融で借入中の方は借入先に毎月の返済額の減額を相談することもできますが、返済総額が変わらないまま毎月の返済額を減額しても返済期間が長引くことでかえって返済総額が増えることになってしまいます。
返済総額が減る
銀行カードローンで借り換えをすることで金利が下げられ、支払う利息分が減ります。支払う利息が減ることで返済総額が減ります。
完済まで早い
返済総額が減ることで完済までの期間が短くなります。
さらに余裕のあるときに繰上返済をすれば元金が減りますので、返済までの期間をさらに縮めることができます。
利便性が高くなることも
最近では消費者金融もサービスの面でとても進化し便利になりました。それでも利便性においては大手銀行に勝つことはできません。インターネットバンキングや利用できる提携ATMの数など銀行カードローンはいつでもどこでもお金を借りたり、返したりできます。
メリットばかりではない!借り換えで注意したいこと
ここまで消費者金融から銀行カードローンに借り換えするメリットについてご紹介してきましたが、もちろん借り換えはメリットばかりではありません。借り換えによる注意点をしっかり把握していないと後でこんなはずじゃなかったということになりかねません。
審査が厳しい
金利の低さと審査の厳しさは比例すると言われていますが、銀行カードローンは消費者金融より審査の難易度が高いのが一般的です。借り換えの場合はとくに返済に行き詰まってしまっている状況ですから、本当に返済能力があるのかしっかり確認する必要があります。
金融機関のローン審査では必ず信用情報をチェックしますので、過去に返済の遅れや債務整理、自己破産などの履歴があると借り換え審査に不利になることも考えられます。
審査に時間がかる
借り換えに際してはとくに慎重に審査をするため時間がかかることもあります。銀行の多くは即日融資を宣伝していますが、借入が翌日以降になることもあります。
借り換えとおまとめは違う
銀行カードローンの中には借り換えローンの取り扱いはあっても、おまとめローンは取り扱っていない場合もあります。おまとめローンに比べると借り換えローンの方が審査は通りやすいと思われます。
【こちらの記事も参考にどうぞ!】
消費者金融の借入を一本化したい!借金を一つにまとめる方法!
すでに金利が低い場合は変わらないことも
消費者金融の方が銀行カードローンよりも金利が高いのですが、すでに低金利で借入している場合、借り換えしても毎月の返済額があまり変わらない場合もあります。よく消費者金融から消費者金融へ借り換えする方がいますが、おすすめできないはそのためです。
ただし、高額な借入をしている場合はわずかな金利の差でも返済総額を減らすことは可能です。
再び借入しないようにすること
こちらも借り換えを利用する際の重要な注意点なのですが、借り換えをしたことで返済額が減ったと安心してしまい追加で借入をする人がいます。
これではなんのために借入をして返済総額を減らしたのかわかりません。借り換えローンを利用後は追加で借入をしないように注意することが大事です。
おすすめは銀行カードローンへの借換!銀行カードローンの特徴
消費者金融から銀行カードローンに借り換えする場合、銀行カードローンのことがよくわからずとまどうことがあるかもしれません。銀行カードローンの特徴は金利が低いことばかりではありません。銀行カードローンについて簡単にご紹介しましょう。
ネット銀行はとくに金利が低い
銀行にもメガバンクや地方銀行など様々なものがあります。とくに最近注目されているのが実店舗を持たないネット銀行です。ネット銀行は店舗を持たない分、人件費削減などで驚くような低金利で貸付を行うことができます。
店舗がないので不便では?と思う人もいますが、店舗がなくても提携ATMなどでお金を引き出すことができますし、わからないことがあればコールセンターなどに問い合わせることができます。
利便性が高い
日頃からみなさん預貯金などで銀行にお世話になっていると思いますが、普段から利用している銀行のカードローンならさらに利用しやすいという利点があります。
すでに銀行口座をお持ちであれば、本人確認なしでスムーズに借入ができます。
キャッシュカードとローンカードが一体になったものもあり、第三者にカードローンの利用がバレにくいというメリットもあります。また自動貸越サービスがある場合には残高不足で公共料金などの引き落としができない場合には自動的に融資をしてくれます。
メガバンクの場合、利用できるATMの数が圧倒的に多く、全国どこにいてもいつでも借入ができます。ただし、営業時間や手数料は確認が必要です。
その他ローンとの併用でさらに低金利に
銀行カードローンの特徴の一つがすでに住宅ローンを組んでいたり、給与振込口座や年金振込口座として利用している場合にはカードローンの金利を引き下げるサービスがあることです。
銀行にもよりますが、0.5%程度金利の引き下げが可能です。これは消費者金融にはないサービスですね。
こんな人が銀行カードローンの借り換えに向いている
消費者金融から銀行カードローンへの借り換えについて、また銀行カードローンの特徴についてご説明しましたが、残念ながら誰でも銀行カードローンを利用できるわけではありません。どのような人が銀行カードローンへの借り替えに向いているのでしょうか。
- 消費者金融の借入が一社だけ
- 真面目に返済している
- 消費者金融は不便だと感じている
- 信用情報に問題がない
先程も説明しましたが、借り換えは基本的に1社から借り入れをしている方が対象となります。あちこちから借入して多重債務に陥っている場合はおまとめローンをご検討ください。
また毎月真面目に返済していて、返済が遅れたり、滞ったりなど 信用情報に問題がないことも大事です。
真面目に毎月返済しているけど、消費者金融は使い勝手が悪い、不便だと感じている方も借り換えがおすすめです。お住まいの地域や仕事のスタイルによっては消費者金融は不便と感じる人もいるからです。
注意点を知ることでよりスムーズに借り換えが実現する!
この記事を読むまで借り換えの存在すら知らなかったという人もいると思いますが、消費者金融の返済に行き詰まっている方におすすめしたいのが銀行カードローンの借り換えです。
消費者金融と銀行カードローンの最大の違いといえば金利です。100万円借入した場合、消費者金融の金利は17%~18%というのに対し、銀行カードローンは14%~15%です。銀行カードローンの場合、限度額が高くなればもっと低金利で借入することも可能です。
借り換えには金利が低くなる、返済総額が減るなどのメリットがある一方で注意点もあります。借り換えの場合、通常より審査が厳しかったり、時間がかかることがあります。また借り換えしたことによって安心し追加で借入してしまうのも要注意です。
また借り換えは複数の会社からの借入をまとめるのではなく、一社からの借入を現在よりも低金利で借入するものです。
借り換えは真面目に返済をしていて、信用情報に問題がない人におすすめの方法です。
一社からの借入で、もっと便利で低金利な借り換えを希望している方はぜひ銀行カードローンをご検討ください。近年台頭してきたネット銀行はとくに金利が低くておすすめの借り換え先です。
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