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消費者金融は意外と高金利!申込時に確認したい金利の上限とは?

消費者金融は手軽でスピーディにお金を借りることができますので、利用を希望する人が多いのですが金利についてどれだけ知っていますか。お金を借りる際には借入先の金利に応じて利息を支払わなければなりません。

消費者金融は手軽にお金を借りることができますが、その分銀行のローンなどに比べると高金利です。銀行の一般的なローンは一桁台、カードローンは14%~15%というのに対し、消費者金融の金利は14%~18%となっています。

最低金利が14%だったらそんなに高金利ではないんじゃない?と思われるかもしれませんが、実は金利の上限というのは限度額によって決まります。限度額が低い場合には金利が高くなってしまいます。

この記事では限度額と金利の関係や、金利に関する法律など、申込前に確認したい金利について詳しくご紹介していきます。

限度額はこうして決まる!金利はの計算方法をご紹介!

金利について詳しく説明する前にまずは限度額について少し知っておく必要があります。消費者金融で借入する際には審査結果や希望借入額を考慮しながら限度額が設定されます。

限度額は総量規制という法律によって年収の1/3までと決められています。

また新規借入の場合は利用者がきちんとお金を返してくれるかどうか様子を見るという意味もあり、比較的低めに設定されます。

利用者の大半はできるだけ多く借入したいと思うものですが、収入に応じた金額以上の借入をしても返済に行き詰まってしまうリスクがあります。

金利の計算方法

次に金利についてご説明します。お金を借りたら借りた金額+利息分を返済しなければなりませんが、この利息は金利によって決まります。金利による利息の算出方法をご説明しましょう。

計算方法は利息 = 利用残高 × 実質年率 ÷ 365 × 利用日数となります。

例えば消費者金融で10万円を30日間、金利18%で借入した場合は以下のような計算式となります。

10万円×0.18÷365×30 =1479円

つまり支払う利息は約1479円ということになります。借入額が多くなったり、借入期間が長くなるとさらに利息は高くなります。

返済シュミレーションが便利

もっと詳しく毎月の返済額や利息分について知りたいときには消費者金融のHPから利用できる 返済シミュレーションを活用しましょう。

返済シュミレーションは借入額や返済期間、金利を入力するだけで毎月の返済額や内訳を教えてくれます。また返済早見表を確認することで元金や利息分の割合なども確認できますので、借入残高を把握することができます。

残高を把握することはスムーズな完済を目指すうえで欠かすことができません。

支払総額に大きく影響する金利はできるだけ支払わずにすませたいものですが、金利はどのように決定されるのでしょうか。先程限度額の上限は法律によって年収の1/3までと決められているという話をしましたが、金利にも上限があります。

金利に関する法律について詳しくみてみましょう。

金利の上限は決められている!金利に関する2つの法律

金利の上限はどのように決められているのでしょう。限度額同様、金利に関する法律も制定されています。金利に関する法律には利息制限法と出資方があります。

以前は利息制限法と出資法の上限金利が異なったため、グレーゾーンと呼ばれる金利帯を利用して違法な貸し付けが横行されていましたが、改正後はいずれも金利の上限は20%となりました。

【利息制限法】

借入額 金利
10万円未満 年率20%
10万円以上100万円未満 年率18%
100万円以上 年率15%

【出資法】

借入額 金利
10万円未満 年率20%
10万円以上100万円未満 年率18%
100万円以上 年率15%

なお、出資法によると既定の限度額を超えて貸し付けを行った場合、消費者金融が行政処分を受けることになります。

金利の上限がなかった頃には金利100%ということもあり、消費者金融は膨大な利益を得ていました。しかし、金利の上限が定められてからは消費者金融業界は縮小され、現在では健全な経営を行っていますので安心して借入できます。

もしも金利20%以上で貸付を行っていたらそれは闇金と呼ばれる違法業者です。審査なし、ブラックOKなどという宣伝文句で勧誘してきますので十分注意してください。

【こちらの記事も参考にどうぞ!】
安全な消費者金融と危険な消費者金融の見分け方!闇金には要注意!

限度額によって金利が決まる!金利を低くするためにできること

限度額と金利の関係、金利の仕組みについてご理解いただけたかと思いますが、金利をできるだけ下げることは可能なのでしょうか。

限度額によって金利が決定するということはできるだけ限度額を高くした方が金利は低くなるということです。

例えば、実際には50万円しか必要ではなくても、限度額を100万円以上に設定すれば限度額は15%となります。

ただし、初回の限度額が100万円というのはよほど高年収など属性の高い人でないと無理ということもあります。

増額によって少しづつ金利を下げる

初回から限度額100万は難しい、また初回から金利の引き下げの相談は厳しいということなので少しづつ金利を下げていくという方法があります。初回は50万円の借入をし、返済実績を積むことで増額が可能となります。

初回は50万円の借入からはじめ、70万、80万と少しづつ限度額を上げていきます。そのたびに金利の引き下げの相談をしてみましょう。毎月遅れることなく返済をしていれば、優良な利用者と判断され金利の引き下げの相談にも乗ってくれる場合があります。

他社と比較する

こちらもよくある交渉術ですが、いくつかの消費者金融で金利の交渉をしましょう。他社から提示された金利を持って金利引き下げの相談をすると効果的かもしれません。とくに借り換え商品を利用する場合には、現在よりも低い金利ではないと意味がありません。

ただし、このような交渉ができるのは優良な利用者に限ります。 信用情報に問題がある場合には敬遠されますの金利引き下げの相談も難しくなります。そうならないためにも返済が遅れたり、滞ったりなどのトラブルを起こさないようにしましょう。

金利で返済額が決まる!借入前に確認するべし

消費者金融の金利はその他のローンに比べると高いです。高いですが、きちんと法律によって制限されているので心配はいりません。以前消費者金融が怖いと言われていたのは金利や限度額が法律によって整備されていなかったためです。

現在では金利は限度額によって上限が設けられています。10万円以下の場合の上限は20%、10万円以上100万円以下の場合は18%、100万円以上の場合は15%となっています。

限度額が高いほど、金利が低くなるのが一般的です。

誰だってできるだけ低金利で借入したいと考えるものですが、そのためには使う予定がなくてもできるだけ高い限度額で契約するのがおすすめです。そのためには信用情報に問題がないなど、優良な利用者と判断される必要があります。

消費者金融の金利設定は担当者のさじ加減とも言われていますので、担当者に金利の引き下げの相談をするのも一つの方法です。

とにかく消費者金融で借入をする際には金利の確認が大事です。低金利で借入をすることは大事ですが、限度額と金利の関係や、金利の仕組みについて理解しておくこともお忘れなく。

契約時に金利を下げることができなくても、徐々に下げていくこともできますので安心してください。

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