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消費者金融自体は安全になったのに!消費者金融を利用した詐欺に注意

消費者金融はなんだか怖いというイメージを持つ方は今でもいます。確かに以前は高金利や暴力による取り立てなどの問題がありましたが、現在では金利や限度額に制限が設けられ誰でも安全に利用することができます。

大手消費者金融の中には銀行と提携する会社もあり、バックに銀行がいるということで信用力がアップし利用者も増えています。しかし、消費者金融そのものは安全になったにも関わらず消費者金融関係の詐欺が後を絶ちません。

消費者金融詐欺と聞くと、消費者金融が関わってると思われがちですがあくまでも消費者金融を利用した詐欺ということで消費者金融自体が被害者となっているのです。消費者金融関連の詐欺は次から次へと新たな手口が出現し、なかなか完全になくすことは難しいようです。

それならば利用者である私たちが詐欺について情報を集め、手口や実態などを把握することで詐欺にひっかからないようにすることが大事です。消費者金融詐欺にはどのような手口があるのかご紹介したいと思います。

自分は絶対に大丈夫と思っている人ほどひっかかりやすいのが特徴です。また不審に思ったらすぐに家族や警察に連絡するようにしましょう。

アルバイトで名義貸し!返済義務は名義人にある

消費者金融関連の詐欺で最も多いのは名義貸しです。

名義貸しとは信用情報に問題があって消費者金融で借入ができない人の代わりに名義を貸して申込を行う行為です。

最近多発している名義貸し詐欺では、消費者金融に申し込んでカードを渡すだけでアルバイト料が入るというものです。

名義貸し詐欺では消費者金融で借りたお金とキャッシングカードを渡すだけでアルバイト料の名目で数万円受け取ることができます。これ以上借入はしない、返済はする必要はないと言われますが、実際には返済日に消費者金融から連絡が来て初めて騙されたことに気付くのです。

もちろん依頼者とは連絡が取れなくなり、借金だけが残ります。借りたお金は名義人である本人に返済する義務があります。詐欺にあったと警察に訴えたところで自分で納得して名義貸しをしているわけですから、被害者ではなく加害者となってしまうのです。

またこの場合詐欺行為によって借入をしたのですから、消費者金融から一括返済を求められる可能性もあります。

目先のお金に目がくらんで名義貸しバイトをした人の多くが現在も借金の返済に追われています。

名義貸しの被害にあった人の中には依頼人を探し出しお金を取り戻そうとした人もいますが、現実にはなかなか難しいようです。また見知らぬ第三者ではなく知人に名義貸しを頼まれることケースもあるようですが、その場合には名義貸しよりも相手がどのような問題を抱えているのか、行政に支援を求めることはできないのかなどアドバイスをすることをおすすめします。

【こちらの記事も参考にどうぞ!】
名義貸しはとっても危険!名義貸しによるトラブルが多発してる!

おまとめローンで手数料を搾取!おまとめローン詐欺

もう一つ消費者金融関連の詐欺で多いのがおまとめローン詐欺です。おまとめローンとは複数の借入を一つにまとめるローンのことですが金利が下がる、返済日が統一されるなどメリットが多いのが特徴です。

このおまとめローンを利用した詐欺行為が多発しています。おまとめローン詐欺の手口では多重債務などで返済に苦しんでいる人に電話やダイレクトメールなどでおまとめローンの話を持ち掛けます。

通常おまとめローンはまとまった借入をするわけですから、審査が厳しくなりますがおまとめローン詐欺では500万円の融資ができますなどと甘い文句で勧誘します。もちろん違法な会社ですから実際に融資を受けることはできないのに、手数料や保証料の名目で金銭を要求してきます。

冷静に考えれば怪しいとわかるはずなのですが、お金がないと正しい判断ができなくなり500万円借入できるなら手数料の10万円は決して高くないと思ってお金を振り込んでしまう人が後を絶ちません。

また一度おまとめローン詐欺に関わると同じような違法業者から次々と融資の電話がかかってきます。断れずにお金を借りてしまうとさらに悪循環を繰り返すことになります。美味しい話には裏があることをお忘れなく。

偽の取り立てがやってきた!消費者金融を語る取り立て詐欺

他に消費者金融からの依頼を装って借金の取り立てを装う取り立て詐欺にも要注意でです。
取り立て詐欺については大手消費者金融各社のHPでも紹介されています。

大手消費者金融の名を語り、債権譲渡を受けたなどと言ってお金をだまし取ろうとします。

電話やメールなどで一方的に連絡してきてすぐに返済がなければ法的な手段も考えていますなどと脅してきます。個人名義の口座にお金を振り込むように言われますが、決して振り込まないようにしてください。

消費者金融はたとえ返済が遅れていたとしてもこのような違法な会社に債権を譲渡することはありません。また恐喝まがいの取り立てを行うこと自体が違法なので、取り立ての連絡が来ても無視するにこしたことはありません。

中には自宅にまで取り立てに来たという事例もあります。このような場合は、払わない、警察に連絡するという確固たる態度を取ることで被害を防ぐことができます。

消費者金融各社は取り立て詐欺に関する電話もしくメールが来たら知らせるようにと注意喚起しています。同時に警察に連絡することをおすすめします。

闇金による手数料振り込め詐欺!偽のダイレクトメールで勧誘

さて、最後は詐欺とは言っていいのかわかりませんが闇金によるトラブルについてご紹介します。闇金とは金利や限度額に関する法律を守らない違法業者のことです。闇金は法律が制定されたことでだいぶ減ったものの現在でも存在します。

闇金の特徴は審査なし、ブラックOKなどと審査に自信がない人や他社で審査に落ちた人も借入できると宣伝していることです。

借入先に困った人の中には怪しいと思ってもついつい連絡してしまう人がいます。

現在では法律によって金利の上限は20%と決まっていますが、闇金ではこれ以上の高金利で貸付を行い、返済ができないと家や会社に押し掛けたり、執拗に電話をかけてくるなどします。

一度闇金と関わってしまうと自力で解決するのは難しいので法律の専門家に相談することをおすすめします。

カードのすり替えやフィッシング詐欺も!?

その他にも消費者金融カードを情報確認のために見せてくださいと要求され、偽のカードとすり替える手口もあります。

手元にカードがあるのでまさかすり替えられたとはわからず、気づいたときにはお金を引き出されていたということになります。

またATMに特殊なカメラなや機械などを設置して暗証番号を盗み取るフィッシング行為も多発しています。

消費者金融のATMの周辺に不審な機械がある場合には十分注意しましょう。

また大手消費者金融を語って確認のために消費者金融カードの暗証番号を入力してくださいというメールが来ることもあります。大手消費者金融のHPではメールや電話などで暗証番号を聞き出すことはまずありませんので絶対に教えないようにと注意を促していますが、高齢者の中には暗証番号を教えてしまう人もいます。

こうやって見てみると次から次へと新たな手口の消費者金融詐欺が登場しています。一つの手口が知れ渡ってしまうと次の手口で、というようにいたちごっこが続いています。このような詐欺に遭わないためにはどうしたらいいのでしょうか。

次から次へと新手の消費者金融詐欺!うまい話には裏がある!

消費者金融関連の詐欺は実に種類が多くて驚かれた方もいると思います。次から次へと新手の詐欺が登場して、そのたびに消費者金融HPやインターネットなどで注意を喚起しています。

しかし、カモにされる人の大半はお金に困っている人なので正しい判断ができず、ついついお金が借入できるならと油断してしまいます。中には自分が詐欺に遭ったことに気づくまで時間がかかるというケースも。

とくに名義貸しはその被害額が高く、また自分が借りてもいないお金を数年以上かけて返済していかなければならないのは大変苦痛です。犯人が捕まる確率は低く、泣き寝入りする人がほとんどです。

また名義貸しという行為を行ったという意味では加害者でもありますので、消費者金融に訴えられるリスクもあるわけです。

このような詐欺被害に遭わないためにはどうしたらいいのでしょうか。第一にうまい話には裏がある、楽してお金を手にすることはできないということを肝に銘じておくことが大事です。

【参考記事】
ブラックでも借りられるという広告!それはきっと危険な消費者金融!

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