消費者金融一覧:大手~中小正規業者を根こそぎ調査
> > 消費者金融で借りたお金の返済方法5つ、自分に合うやり方を選ぼう!

消費者金融で借りたお金の返済方法5つ、自分に合うやり方を選ぼう!

消費者金融でお金を借りる前に、チェックしている項目はありますか?

多くの方は「利用限度額・金利」と答えるかと思います。

確かにそれも大事です…が、他にも大事なチェック項目があります。それは「返済方法」!

お金を借りると最低でも1回、長くて1年以上行うのが返済ですから、より自分にとって快適である返済方法を選ぶのはマストです。

とはいえ、どんな返済方法があるの?返済方法といっても具体的にどのようなやり方なの?…など、カードローンに慣れていない方は混乱する部分もあると思います。

そこで今回は、消費者金融で採用されている5つの「返済方法」の詳細やメリット・デメリットについて解説していきます!

返済方法ってどんなものがあるの?

まず簡単に返済方法にはどのようなものがあるのか、をご紹介しておきます。

消費者金融のカードローンにおける返済方法は以下の5つが主流です。

  • ATMによる返済
  • 振込による返済
  • 口座振替による返済
  • コンビニ払いによる返済
  • 店頭での返済

どの方法を採用しているかは各消費者金融によって違いますが、大手の場合はすべての方法を網羅していることが多いです。

銀行カードローンの場合、口座振替による返済がメインであることが多く、それしか対応していないこともあります。

とはいえATM返済に対応しているところも多く、特別「どこのカードローンだから」というのは大きく影響せず、この方法のいずれかから選択することになる、と思っておけば大丈夫だと思います。

同じ会社のカードローンであっても、Aという商品はATM返済しか対応していない、Bという商品は口座振替しか対応していない…といったケースもあります。

各方法がどのようなものなのかは次からのトピックにて、詳しくご紹介させていただきます。

各消費者金融、どの返済方法に対応しているの?

この5つの返済方法、消費者金融がどれだけ対応(採用)しているのか気になる!という方もいると思いますので、大手のみではありますが調べて表にしてまとめました。

ATM=ATM返済、振込=振込返済、口座=口座振替、コン=コンビニ返済、店頭=店頭での返済となっています。

名称 ATM 振込 口座 コン 店頭
アイフル
アコム
プロミス
ノーローン
SMBCモビット
ダイレクトワン

アイフルプロミスはすべての方法に対応しており、かなり柔軟性があると言えます。とはいえ、アコムやノーローン、SMBCモビットもメジャーな返済方法はしっかりとカバーしていますので問題ないと言えるでしょう。

ダイレクトワンは残念ながら口座振替には対応していませんが、そのかわり店頭での返済に対応しているという形ですね。

いつでも返済OK!ATMを利用した返済

それではこのトピックから、具体的な返済方法のご紹介をしていきたいと思います。

まずは「ATM返済」です。この方法は非常にシンプルで、コンビニであったり、消費者金融であれば専用のATM、提携している金融機関のATMにカードを挿入し、現金にて返済するという方法になります。

銀行の「振込」や「入金」と同じイメージだと思っていただければいいでしょう。

また、ほかの返済方法を利用していても「繰り上げ返済(随時返済)」を行う際はATMからのみ受付、というケースもあります。

ATM返済は非常にメジャーな返済方法のひとつで、銀行カードローンの対応も多い方法です。

ATM返済のメリット

ATM返済のメリットはこちらになります。

  • いつでも思い立った時に返済出来る
  • 自分のタイミングで返済可能
  • しっかりと「返済した」という意識を持てる

ATM返済のメリットはその「手軽さ」です。

思い立った時に返済することが出来ますし、買い物などのついでに返済するなんてことも簡単に出来ます。

また、ATM返済の場合は返済日までに返済すればOK(会社によっては最後の返済日から○日後が次回返済日となることもあります)なので、「お給料が入ってから返済しよう」といった計画をたてることも出来ます。

そして、自分が現金を振り込むことになるので、しっかりと「返済した」という意識が芽生えることです。

クレジットカードで買い物をしても買い物したという実感がないことがありますが、現金ですと財布からお金がなくなるため「買い物した」という実感が強くなったりしますよね。

それと同様に、現金で返済することによってきちんと返済した、と強く意識付けることが出来るので、「早く完済しよう」とより強く思えるかもしれません。

ATM返済のデメリット

対して、ATM返済を利用する場合のデメリットです。

  • 返済日を忘れる可能性がある
  • 必ず出かけなければならない
  • 手数料が必要
  • 人にお金を借りているとバレる可能性がある
ATM返済の最大のデメリットは「返済日を忘れる可能性がある」ことでしょう。

当然ですが返済日を忘れてそのまま返済しないままですと、遅延損害金を支払わなければいけませんし、かつ何回か繰り返されると強制解約となり「ブラック入り」してしまう可能性もあります。

きちんと返済日を管理していないと、つい「忘れてた!」となりやすいので注意しなければなりませんね。

最近ではメールなどで数日前にお知らせしてくれるサービスをしている会社もありますので、忘れづらくはなっているようですが、それでも確実とは言えません。

次に、ATMが家にある方はそういません。お家がコンビニを経営している場合くらいでしょうか。

そのため、必ず返済のためにはATMに出向かなければなりません。

バイトのついでだったり、昼休みにご飯を買いに行くついで…といった感じでコンビニなどに寄る機会が多ければ気になりませんが、そうでない場合はわざわざ行かなければならないので手間に感じるかもしれません。

そしてATMを利用する際に必ずかかるのが「手数料」です。消費者金融の直営のATMであれば手数料無料で利用出来るケースもありますが、そうでない場合や提携ATMの場合、利用するたびに手数料がかかります。

1回100円~200円くらいですが、ちりもつもれば…。少しでも節約したいという方にはデメリットになるでしょう。

最後はそう起きるデメリットではないと思いますが、知人とコンビニにいった際など、「ついでに返済しておこう」と思ってATMを操作していたら「お金借りてるの?」と聞かれる…なんてことがあるかもしれません。

ただこれは一人で返済するなど自衛で十分防げるので、デメリットというほどでもないでしょう。

ATM返済はどんな人におすすめ?

ATM返済はどのような人におすすめかを最後にまとめたいと思います。

  • 返済日をきっちり管理出来る人
  • 返済額などを管理したい人
  • コンビニなどATMを使う機会が多い人

このような感じでしょうか。

ATM返済を利用する場合、返済日及び返済額はきちんと管理する必要があります。

会社によっては仮に返済額が2600円の場合に3000円返済した際、その400円を追加返済として計上してくれることもありますので多少アバウトでもいいのですが、返済日はそうはいきません。

1日忘れただけでも遅延損害金が発生しますので、ちゃんと返済日までに返済出来る方でないと思わぬミスをしてしまう可能性もあります。

また、わざわざATMに行くことをしなくても普段からATMをよく利用する、近くにある方であれば負担が少なく、この返済方法がオススメ出来るといえます。

振込(インターネットバンキング)からの返済

続いては、振込を利用した返済です。

インターネットバンキングを通じてもいいですし、銀行のATMからでもOK。指定された「返済用口座」に返済額を振り込む形で返済します。

これもメジャーな返済方法のひとつで、多くのカードローンで採用されています。

自宅から簡単!振込返済のメリット

銀行振込による返済のメリットはこちらです。

  • 自宅や仕事先から簡単に返済可能
  • 24時間対応のところが多い

インターネットバンキングを利用すれば、自宅にいても、出先でも簡単に返済出来るのはATM返済と違う大きなメリットだと思います。

ただし、インターネットバンキングの利用は各金融機関で手続きをしておく必要がありますので、その点はご注意ください。

また、24時間対応しているところもあるので、夜中に返済!なんてこともできちゃいます。とはいえ、返済日ギリギリですと翌営業日扱いになってしまう可能性もあるため、できればギリギリは避けたいですね。

履歴が残る!振込返済のデメリット

対して、振込返済のデメリットは以下の3点です。

  • 口座に振込履歴が残る
  • ネットバンキングでない場合、出かける必要あり
  • 手数料がかかる

一番のデメリットは振込履歴が残ることではないでしょうか。

特に、カードローンの場合家族に利用を隠している方も多いはず。WEB通帳にしていれば見られる可能性も下がりますが、通帳に記帳した際に謎の振込が毎月…となると、怪しさ満載。バレてしまう可能性がぐっと上がります。

カードローン用の別の口座を作るか、振込返済を使わないかの二択となるでしょう。

インターネットバンキングを利用しない場合、当然ですが銀行に出向く必要があります。これはATM返済と同様ですね。

最後に、手数料がかかる点。これもATMと同様ですが、一部の消費者金融、具体的に言えば「プロミス」は手数料0円で振込返済をすることが出来ます。

消費者金融によって違うので、振込返済を考えているのであれば一度確認してみることをおすすめします。

振込返済はどんな人におすすめ?

振込返済がおすすめな方は、こんな方ですね。

  • 家から手軽に返済したい方
  • 時間に囚われず返済したい方
  • 手数料を節約したい方

基本的にATM返済と同様、返済日を管理する必要があります。しかし振込返済の場合、家や出先などのインターネットバンキングを利用すれば24時間いつでも返済が可能。

かつ、プロミスのように一部の消費者金融は手数料0円で返済出来ることもありますので、ATM手数料がかかるのはイヤ、という方でも安心して利用できます。

一番手軽と言える方法、口座振替を利用した返済

続いては「口座振替」を利用した返済方法です。

こちらの方法は消費者金融はもちろんですが、銀行などの金融機関のカードローンで多く採用されている返済方法となっています。

口座振替とは、指定した銀行口座から返済日に自動的に返済額を引き落とす形の返済方法です。

光熱費や携帯電話代などを口座引き落としで支払っている方も多いと思いますが、それのカードローンバージョンと考えていただいて問題ありません。

これまでご紹介してきました「ATM返済」及び「振込返済」と大きく違うところがありますので、この3つの中から返済方法を選ぶ場合、「ATMまたは振込」か「口座振替」か、という二択で選ぶこととなるでしょう。

返済し忘れがないのが嬉しい!口座振替のメリット

口座振替による返済のメリットはこちらの2点です。

  • 返済し忘れがない
  • 最初に手続きをするだけでOK
一番大きなメリットは「返済し忘れがない」ことです。もちろん様々な理由により100%返済し忘れがない、というわけではありません(こちらはデメリットにて解説します)が、ATMや振込の返済に比べれば返済をし忘れる可能性はだいぶ低くなると言えます。

さらに、口座振替の場合は最初に返済するための口座を登録する必要があるものの、その手続きは1回だけなので、極端な話手続きさえ終わってしまえばあとは放置でも勝手に返済が行われる、ということになります。

ATM返済や振込返済の方が魅力的に感じる、というわけでなければ、口座振替を返済方法として使うのが一番お手軽だと言えるでしょう。

口座の確認は必要…口座振替のデメリット

とはいえ、そんなお手軽で便利な口座振替にもデメリットはあります。

  • 支払い履歴が残る
  • 口座の残高を管理する必要がある
  • 特定の金融機関しか対応していないことがある
  • 返済日が限定される

引き落としを行いますので、振込返済と同じように支払い(返済)履歴が残ります。記帳するなりWEB通帳を見るなりすれば社名まではわからないものの、何かに引き落とされていることは家族にもわかりますね。

家族に内緒でカードローンを利用している方が大半でしょうから、履歴に残ることは覚えておかないと、思わぬところから利用がバレてしまうかもしれません。

次に、当然ですが口座の残高の管理が必要です。クレジットカードでもそうですが、口座にお金がないと引き落とすことが出来ません。

引き落としが出来ないと返済も出来ないため「延滞」となってしまいペナルティがついてしまいますので、ここは気をつけたいところです。

最後に、口座振替をする場合、特定の金融機関しか対応していないケースがあります。

具体的には「SMBCモビット」の場合「三井住友銀行」あるいは「三菱東京UFJ銀行」のどちらかの口座でないと口座振替による返済が利用できません(WEB完結の場合のみ「ゆうちょ銀行」も可)。

使いたい預金口座が決まっている場合、対応しているところを選ぶ必要が出てくるでしょう。

連動して、口座振替の場合は返済日が限定されるケースがあります。人によっては給料日の直前に返済日…となる可能性がありますので、口座振替による返済日は必ずチェックしたおきたいですね。

口座振替はどんな人におすすめ?

口座振替がおすすめな方は、こういった方ですね。

  • 返済に色々と意識を割きたくない方
  • 引き落としで一括管理したい方

履歴は残るものの、やはり返済について意識を色々割かなくても勝手に返済してくれるというシステムは面倒くさがりな人にとってはありがたいもの。

また、履歴などは関係なく、クレジットカードや光熱費などの引き落としをすべて1つの口座にまとめているという方は、口座振替の方が支出を管理しやすいということもあるでしょう。

極端な話、手続きを一度行えば完済まで放置していてもいいので、「色々と返済のことを考えるのはだるい」という方にオススメです。

ちょっとマイナー?コンビニ払いを利用した返済

ここからはちょっとマイナーなので、簡単な紹介にしていきます。

「コンビニ払い」といわれてもピンと来ないかもしれませんが、一部の消費者金融ではファミリーマートやローソンなどに設置されている情報端末(Famiポートやロッピー)を利用して返済することが可能なんです。

情報端末にカードを挿入し、支払い用紙を出力してレジで支払うことで返済が完了します。

手数料不要!コンビニ払いのメリット

コンビニ払いを利用する際のメリットはこちらの2点となります。

  • ATMがないコンビニでも返済が可能
  • 手数料がかからない

…が、これまでご紹介してきました方法に比べますと、大きなメリットはない、と言ってしまえるかもしれません。

手数料がかからないのは魅力的ではありますが、少々手間がかかります。

また、ATMがないコンビニでも返済が可能という点も魅力ですが…今のコンビニでそのようなところがあるのか?と言われると少々疑問ですね。

コンサートのチケットなどを発券する際に一緒に支払い申込券を出し、まとめて支払う…なんてことも可能ですが、それも状況がある程度限定されていますので、なんとも難しいところです。

やっぱり手間!コンビニ払いのデメリット

というわけで、薄々感じられている方もいると思いますが、コンビニ払いのデメリットはこの一点でしょう。

  • ATMで返済した方が早い

ATMは「カード挿入→現金で支払い」という2ステップですが、コンビニ払いの場合「カード挿入→支払い申込券発行→レジで支払い」という3ステップになります。

レジが混んでいる時間帯であれば、かなり時間がかかってしまうでしょう。

多少とも手数料はかかってしまいますが、いちいち発券するよりもATMで返済したほうがよっぽど早いので、わざわざこの方法を取らなくても…という印象はあります。

コンビニ払いはどんな人におすすめ?

コンビニ払いがオススメという方は…

  • どうしても手数料を支払いたくない
  • 通帳に履歴を残しておきたくない

これに当てはまる方でしょうか。手数料をどうしても支払いたくない、でも口座振替はちょっと…という方はコンビニ払いがベストな選択肢と言えるかもしれません。

こちらも結構マイナー?店頭で返済

最後の返済方法は、なんと「店頭での返済」です。

店頭とはもちろん、消費者金融の店頭ということです。お店を訪ねて返済する…というわけですが、他の方法に比べるとこちらも少々取りにくい方法ではありますね。

相談が出来る!店頭返済のメリット

店頭返済のメリットは以下の2つです。

  • 手数料がかからない
  • 返済の相談が出来る

コンビニ払いと同様に、手数料がかからないのはメリットだと言えるでしょう。

加えて、店頭ということは受付の方であったり、社員の方と言葉を交わすことになります。

その際、「ちょっと返済の負担が厳しいのでなんとかしたい」「○月までに完済したい場合、毎月いくら返済すればいいのか」といった、返済プランについて相談をすることが出来ます。

相談自体は電話などでも出来ますが、店頭で顔を合わせることによって、より丁寧で具体的なプランを期待することも出来るでしょう。

…とはいえ、特別店頭だからこれが出来る!といった他にはないメリットがあるわけではないのが厳しいところでしょうか。

知り合いに見られたらピンチ!?店頭返済のデメリット

店頭返済のデメリットとして考えられるのはこの3つです。

  • 地域によっては行くのが大変
  • 別の方法の方がラク
  • 人にバレる可能性がある

まあ当然、と言えるようなデメリットが並んでいます。

無人契約機は様々な地域にありますが、店員がいる店舗となるとその数はぐっと少なくなり、どうしても都会に寄ってしまいます。

そのため、わざわざ店頭まで出向くというのはなかなか大変。ATMや振込による返済や口座振替による返済の方がよっぽどお手軽です。

そして、店舗に入るとなるとその姿を人に見られる可能性もゼロではありません。それこそコンビニであれば入るところを見られたとしても「コンビニで何か買い物したのかな」という程度で記憶にも残りません。

しかし、店舗に入るところを見られてしまったら確実に「消費者金融に用事があるんだな」とバレてしまいます。

知り合いに見られて嬉しい!という人はいないと思います。カードローンを利用していることをできるだけ隠したい場合は利用しないほうがいいですね。

店頭返済はどんな人におすすめ?

以下の2点に当てはまる方は、店頭返済がおすすめです。

  • 近くに店舗がある方
  • 手数料を支払いたくない方

近くに店舗があり、かつ手数料は支払いたくない!という方は店頭がベストだと思います。

合わせて相談をすることも出来ますし、返済状況によって他のプランを提示してくれるかもしれません。

しかし手軽とはいえず、かつバレてしまうリスクもありますので、そのことは頭に置いておくことが必要でしょう。

沢山の返済方法の中から、自分にベストなものを選ぼう

お金を返す、というシンプルなものであっても、それには沢山の方法があります。

どの方法にもメリット・デメリットがありますので「この方法が一番いい!」とは言えません。

しかし簡単に指針を示すのでしたら、手間を惜しむのであれば「口座振替」、手軽かつ(返済期限はあれども)返済日に囚われたくない、そして通帳に履歴を残したくないというのであれば「ATM」、口座振替はちょっと…という方は「振込」という感じになるでしょう。

また、消費者金融によって利用できる返済方法に差があります。自分が利用したいと思っているところはどんな返済方法が使えるかはきちんとチェックしておきたいところですね。

【参考記事】
やっぱり気になる返済のこと!毎月の返済額はいくら?

トピックス
ページトップへ