消費者金融申込時の必要書類とは?これがないと審査ができない!?
消費者金融等のカードローンに申し込む際、スムーズに手続きを進めておきたいのであれば、申し込みの際に必要となる「書類」を用意しておくことをオススメします。
沢山の種類を用意しなければならない、ということはありませんが、どんな書類が必要なのかを知っていなければ思わぬところで手続きにストップがかかってしまうこともあります。
急いでお金を借りたい!と思っている方にとっては大きなロス。そうでなくても「すぐに利用できると思ったのに…」という気持ちになるのは避けたいところですよね。
知っておくことで即日融資も受けやすくなる!「必要書類」について学びましょう!
必ず用意しておくべきなのが「本人確認書類」
どのようなカードローンであっても、必ず用意しておくべき書類…それが「本人確認書類」です。
申込者の身分を証明する書類といってもいいでしょう。
この書類を提出しなくてもいい、という会社はほぼありませんので、提出できるように準備をしておきましょう。
ベストな本人確認書類は「運転免許証」
本人確認書類としてベストなのは「運転免許証」です。
- 顔写真
- 住所
- 氏名
- 生年月日
の4点が記載されていること、身分証として獲得しやすいことが理由ですね。
もちろん「運転経歴証明書」でもOKです!
次にありがたいのは「パスポート」
ただ、運転免許を持っていないという方もいると思います。
その場合は「パスポート」があればそちらを提出しましょう。
パスポートも顔写真や生年月日が記載されていますので運転免許証と同様、本人確認書類として十分に役目を果たしてくれます。
どちらもない場合、「住民基本台帳カード」や「個人番号カード」を
運転免許証、パスポートどちらも持っていないという場合は「住民基本台帳カード」や「個人番号カード(マイナンバーカード)」もアリです。
どちらも顔写真が入っており(個人番号カードの場合、写真ナシのものしか持っていない方もいると思いますが)、身分証明証として有効なものです。
個人番号部分を黒く塗りつぶしたり、記載面を送らないように気をつけましょう。
どれもない!という場合は「健康保険証」を提出しよう
ここまでの本人確認書類、どれも持っていない!という方もいると思います。
ですが「健康保険証」は持っていますよね?でしたら、それを提出しましょう。健康保険証でも本人確認書類として十分受け付けてもらえます。
ただしこれまでの書類と違い、顔写真が含まれていません。そのため本人確認書類の効力としてはちょっと弱くなります。
特定条件では追加で書類が必要になる
以下の場合、本人確認書類の他に追加で書類が必要になります。
- 顔写真がない本人確認書類を提出する場合
- 提出する本人確認書類に記載された住所と現住所が違う場合
上の例は健康保険証ですね。下の例は運転免許証でもパスポートでも、現住所が違えば必要になります。
その際は、本人確認書類にプラスして以下のいずれかを提出する必要があります。
- 公共料金の領収書(電気・都市ガス・水道・NHK・固定電話)
- 住民票の写し
- 印鑑証明書
- 納税証明書
- 社会保険料の領収書
この追加で提出する書類は各社によって受け付けるものに違いがあったりしますので、ホームページなどで事前に調べることをオススメします。
大手消費者金融だけではありますが、表にしてまとめてみました。
※アイ=アイフル、アコ=アコム、プ=プロミス、モ=SMBCモビット、ノ=ノーローン
書類 | アイ | アコ | プ | モ | ノ |
---|---|---|---|---|---|
公共料金 | ○ | ○ | ○ | – | ○ |
住民票 | ○ | ○ | ○ | – | ○ |
印鑑証明書 | ○ | – | – | – | – |
納税証明書 | – | ○ | ○ | – | ○ |
社会保険料 領収書 |
– | – | ○ | – | ○ |
SMBCモビットのみ特別な記載がなかったのですが、現住所が違う場合に何かしらの書類が必要になる可能性がありますので、念のため用意しておいてもいいかもしれません。
一番いいのは「公共料金の領収書」ですね。住民票に比べて用意しやすいのでオススメです。
一定額以上を借りる際に必要になる「収入証明書類」
本人確認書類があればお金を借りるための最初のステップはクリアしたことになります。ということは、ほぼ100%のみなさんがクリアしているということですね。
続いて用意しておきたいのが「収入証明書類」です。これもそのままですが、ご自身の年収がわかる書類ということですね。
とはいえ、これは必要な人と不要な人がいます。
一定額以上を借りる場合に必要になる書類
収入証明書類は、基本的に一定額以上を借りる際に必要になります。
消費者金融であれば、
- 1社から50万円を超える借入を希望している場合
- 今回の申し込み希望額を加算して、他貸金業者からの借入も含めて100万円を超える場合
の2つのケース、いずれかに当てはまるのであれば収入証明書類を提出しなければなりません。
銀行カードローンの場合は上記の対象とはなりませんが、各社独自の基準にて収入証明書類を提出してもらうようになっています。
限度額 | 名称 |
---|---|
必須 | 楽天銀行・イオン銀行(自営業) |
50万円超 | みずほ銀行・三井住友銀行・三菱東京UFJ銀行・レイク・ りそな銀行・住信SBIネット銀行・ソニー銀行・オリックス銀行 |
こう見ますと、あまり消費者金融と変わりませんね。
また、上記のような特定の条件に限らず、審査の上で「収入証明書類を提出してもらえますか」と言われることもありますので、利用限度額にかかわらず用意しておくと安心です。
提出を拒否すると利用限度額が下がったり、審査自体に否決してしまう可能性もありますので、求められたら素直に応じましょう。
どんな書類が必要になるの?
収入証明書類といっても、一体どのようなものなのか?と疑問を持つ方もいるかもしれませんが、「最新の年収がわかる書類」というイメージでOKです。
具体的には
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- 所得証明書
- 給与明細書
といったものが該当します。
いずれも直近のものを用意する必要があり、給与明細書の場合は2ヶ月分必要など書類によって扱いが違うこともあります(給与明細書くらいですが)。
主な消費者金融の対応する収入証明書類
本人確認書類の補助書類も会社・業者によって受け付けているものが違いますが、収入証明書類にもバラつきがありますので、表にまとめてみました。
大手消費者金融が受け付けている収入証明書類は以下のとおりです。
※アイ=アイフル、アコ=アコム、プ=プロミス、モ=SMBCモビット、ノ=ノーローン
書類 | アイ | アコ | プ | モ | ノ |
---|---|---|---|---|---|
源泉徴収票 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
住民税決定通知書 | ○ | ○ | – | ○ | ○ |
確定申告書 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
所得証明書 | ○ | ○ | – | ○ | ○ |
給与明細書 (2ヶ月+賞与) |
○ | ○ (1ヶ月) |
○ | ○ | ○ |
収入証明書類はどこでも大抵受け付けてくれているイメージです。
一番ラクなのは給与明細書かな?とは思いますが、賞与ありの場合、賞与明細書も提出しなければならないため「もう捨ててしまった…」という方は確定申告書や源泉徴収票のコピーで乗り切りましょう。
【こちらの記事も参考にどうぞ!】
消費者金融の申込に必要な書類とは?収入証明は必ず必要なのか
他に必要となる書類はあるの?
基本的な提出書類は「本人確認書類」と「収入証明書類」ですが、それ以外にも場合によっては提出が必要になる書類があります。
とはいえ、特定のケースに該当する方のみであり、一般的にカードローンを利用するだけであれば本人確認書類・収入証明書類のみで問題なく手続きが可能です。
数としては少ないですが、該当する場合は知っておいたほうがいいであろう、特別なときに必要な書類についてご紹介します。
外国籍の方は在留カードなどが必要
外国籍の方でカードローンを利用したい、と思っているのであれば
- 在留カード
- 特別永住者証明書
のいずれかが必要になります。
短期で日本に滞在する人にお金を貸すとトラブルの元になってしまうため、中長期~永住している人のみにしかお金を貸さない、というわけですね。
中には永住資格を持っている人にしか貸さない会社もあります。
おまとめローンの方は他社での借入に関する書類が必要
複数の会社から借りたお金を1社にまとめる「おまとめローン」を利用する際は、本人確認書類や収入証明書類に加えて「他社での借入に関する書類」も必要です。
具体的には契約内容が書かれた書類(契約内容確認書)ですね。
1社であれば1枚、2社であれば2枚…と、借入している会社の数によって必要書類の枚数は増えていきます。
特定の商品のみ必要になることも
内容自体は一般的なカードローンであっても、特定の商品には別途書類が必要になる…というケースもあります。
例えば SMBCモビットの「WEB完結」を例にしましょう。
WEB完結はカードの発行がない分、電話連絡一切なしでWEB・メールのやり取りのみで利用できるカードローンです。
カード発行タイプの場合とくらべて、これだけ必要書類が変わってきます。
項目 | カード発行 | WEB完結 |
---|---|---|
本人確認書類 | ・運転免許証 ・パスポート ・保険証 ※いずれか1つ |
・運転免許証 ・パスポート ※いずれか1つ |
収入証明書類 | ・源泉徴収票 ・税額通知書 ・所得証明書 ・確定申告書 ・給与明細書 ※いずれか1つ |
同左 |
勤務先がわかる書類 | 不要 | ・健康保険証 ・給与明細書 ※いずれか1つ |
少々特殊な例ではありますが、商品によって必要となる書類や、対応している書類が変わることもありますので、申し込み前にしっかりチェックしておきたいですね。
知っておくと便利!書類を提出する方法
最後に、用意した書類を提出するための方法についても少し解説しておきたいと思います。
結論としては「自分がやりやすい方法でやればいい」のですが、それぞれの方法にどのような違いがあるかなど、知っておけば損することはありません。
また、紹介します方法はすべての消費者金融や銀行のカードローンで利用できるわけではありませんので、その点はご注意ください。
メールに写真を添付する
一般的な方法です。証明書類を携帯電話やデジカメなどで撮影し、メールに添付して送信します。
特別な操作やソフト等が必要なく、普段人に写真を添付してメールする機会がある人からすれば一番簡単かもしれません。
専用ページからアップロードする
こちらも一般的な方法だと言えるでしょう。
アップロード専用ページを利用し、パソコン(あるいはスマホ)から必要書類を提出する方法です。
審査申し込みを受付けたメールに記載されているパターンや、ホームページに設置されているパターンがあります。
こちらも特別な操作を必要とせず、スマホを持っていない(ガラケーしかない)方でも送信しやすいですね。
専用アプリから送信する
レイク、プロミス、アコムといった一部の会社ではスマートフォン用の専用アプリを提供しています。
このアプリを利用して、必要な書類を送信することができるようになっています。
アプリ内の「書類を送信する」という項目(アプリによって違います)を選べば自動的にカメラモードとなり、撮影した写真をアプリを通じて送信、提出出来ます。
書類の提出だけでなく、アプリからの申し込みもできちゃいますよ!
コピーを郵送する
昔ながらの方法、と言うべきでしょうか。
必要な書類のコピーをコンビニなどで取り、それを郵送する方法です。
写真ですとブレて読みづらかったり、暗くて判別出来ないなどの理由でもう一度写真を取って送ってください、と言われることもありますが、コピーであればよほど間違えない限りそんなことはなく、贈ればそれで終わり、と非常にシンプルです。
しかし郵送なため少なくとも1日はかかってしまいますので、急いでお金を借りたいという方にはこの方法は不向きです。
さらに、こちらが書類を送るための郵便代はかかりませんが、提出のための封筒を送ってもらうこととなるので往復2日以上かかります。
特別な理由がない限りは郵送で提出せず、メールやアップロードページから送るといった他の方法を選んだ方がいいかと思いますね。
基本は本人確認書類があればOK。しっかりと調べることが大事!
消費者金融のカードローン、銀行などの金融機関のカードローンどちらであっても、必ず必要となるのは「本人確認書類」です。
免許証かパスポートがあればOKですが、そうでない方は代わりになるものを用意してから申し込むことをオススメします。
特に免許に記載されている住所と現住所が違う場合、別途現住所がわかる書類が必要になることをついつい忘れてしまう可能性は結構高いです。
急いでいるのであれば特に気をつけて、公共料金の領収書などは取っておくようにしたいですね。
利用条件はもちろんのこと、必要書類についても不備があると利用するまでに時間がかかってしまったり、審査に不利になることもあります。
しっかりとホームページやリーフレット等に目を通し、不備のないような申し込みをこころがけましょう。
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