消費者金融一覧:大手~中小正規業者を根こそぎ調査
> > 消費者金融を利用するのはどんな人?男女別年齢別にチェックしてみた

消費者金融を利用するのはどんな人?男女別年齢別にチェックしてみた

消費者金融は60年代に発祥し、様々な歴史を経て現在に至っています。最近ではサービスが充実し、手軽でスピーディな借入が可能となりました。しかし、気になるのが消費者金融の利用者についてです。

消費者金融というと中高年男性の利用が多いというイメージがありますが、実際にはどうなのでしょうか。今現在消費者金融を利用している人の中には、どんな事情の人が借入をするのかなと気になったことがある人もいるでしょう。

以前と比べると消費者金融の利用者層もすっかり変わりました。いかに大勢の人が消費者金融に救われているのかということがわかります。

この記事では消費者金融を利用する人の利用者数をはじめ、男女比や年齢層、使用使途などについて詳しく調べてみました。

消費者金融の利用者数は増加中!?こんなに沢山の人が利用してる!

消費者金融というと一昔前は怖いもの、危険なものというイメージがありましたが、現在では老若男女問わず利用できる安全な存在になりました。こんなにも身近な存在になったのはサービスが充実したことや手軽に申込ができるようになったことが要因の一つです。

消費者金融の利用者数が増えた理由

  • インターネットで申込できる
  • 即日融資を受けられる
  • 会員専用サービスがある
  • 無人契約機がある
  • 保証人や担保がいらない
  • 増額ができる
  • 必要書類が少ない
  • 少額の借入ができる

以上のような理由から消費者金融は通常のローンに比べて手軽に借入できるということでニーズが高まっているのです。

また消費者金融は設定された限度額内で自由に借入、返済ができることから借金をしているという罪悪感を感じずに借入ができるのも好まれる理由です。以前は借金なんてするべきではないというのが一般的な考え方でしたが、最近では自分の楽しみや生活のために節度を持った借入なら問題はないのではという風に考えが変わってきているのも事実です。

現在消費者金融の利用者は100万人を超えると言われています。過去に借りた経験のある人を含めるとその数はもっと多いかもしれません。そのうち男女比は6:4となります。

消費者金融はそもそも60年代にはじまりましたが、当時は利用者の90%以上がサラリーマン、つまり男性だったと言われています。そのため当時は消費者金融ではなくサラリーマン金融、サラ金と呼ばれていたのです。

しかし、現在では女性の利用者が4割を占めています。おしゃれや外食を楽しみたい若い女性をはじめ、家計が苦しい主婦などの利用も増えています。この背景には女性が利用しやすくなったことが挙げられます。

例えば女性専用ダイアルができ、女性でも申込しやすい環境が整えられたということもあります。自宅にいながらインターネットで申込ができるようになったことも、女性の支持を得るようになった要因です。

どんな人が借入してる?主な使用使途について

消費者金融を利用する目的はひとぞれぞれです。もちろん経済的に苦しいというのが根底にありますが、以前のように生活費が足りなくて借入するという人は少数派なようです。イベントやレジャーで一時的にお金が必要というケースや趣味や習い事のために借入する人もいます。

一方で複数の借入により多重債務に陥り、借金返済のためにさらに借金を重ねるという人も全くいないわけではありません。

しかし、最近の利用者の傾向はやはりちょっとだけ贅沢をしたい、レジャーや旅行のための一時的な資金という少額の借入が多いようです。

主な借入目的

  • 生活費
  • 転職などによる一時的な借入
  • レジャー、旅行
  • 趣味や習い事
  • 多重債務のための返済
  • 医療費
  • 冠婚葬祭
  • 親や身内の借金返済
  • 子供の教育費、学費

【こちらの記事も参考にどうぞ!】
消費者金融の借入を一本化したい!借金を一つにまとめる方法!

おもな借入先

お金の借入先としては銀行やカード会社などもありますが、圧倒的に消費者金融が多いようです。借入先は以下のようになります。

  • 銀行カードローン 
  • 大手消費者金融 
  • 中堅消費者金融
  • カード会社・信販会社

銀行カードローンの方が低金利で人気があるのかと思われますが、実は消費者金融の方が利用者が多いのです。その理由はやはり審査ハードルが低いことが挙げられます。それでも申込者のうち審査通過できるのは約1/3程度だと言われています。

ちなみに銀行カードローンの金利が14%~15%というのに対し、消費者金融の金利は17%~18%です。

金利が若干高くても借りやすい消費者金融に流れるのは仕方ないことですね。

できれば多く借りたいのが本音!みんないくら借りてる?

他人がいくら借りているのかちょっと気になりますよね。もちろん希望金額を必ずしも借入できるわけではありません。借入可能額は審査によって決定されます。この審査はおもに年収と信用情報で決まります。

現在は総量規制という法律が制定されていますので、年収の1/3までしか借入できません。

年収が低ければ借入額も少なくなってしまうのは仕方のないことです。

信用情報というのは個人のお金に関する情報です。信用情報は信用会社によって管理されていて、金融機関が審査の際に情報を確認することができます。過去の返済の遅れ、債務整理、自己破産などの履歴があればお金にだらしない人ということになり、審査に影響します。

年収と信用情報によってお金を貸しても問題のない人物かどうか判断され、借入可能額も決定されます。

新規申込の際に最も多い限度額帯は100万円未満で約40%の人が100万円未満で借入しています。このことからも一時的に少額の借入をする人が最も多いということがわかります。

【こちらの記事も参考にどうぞ!】
消費者金融でお金を借りるなら「総量規制」の知識は必須!簡単に説明

多重債務者の割合は?

バブル崩壊後、消費者金融は繁栄期を迎えますがこのころは多重債務者が多かったと言われています。借金返済のためにさらに借金を重ねるという悪循環が起こっていました。しかし、現在では多重債務者は減少傾向にあります。

その理由の一つが法律によって限度額が年収の1/3までと制限されていることです。お金を借りたくても身分不相応な借入はできません。また多重債務の恐ろしさが周知されてきたので、先のことを考えずに借入を繰り返す人が減ったのでしょう。

また以前は大手消費者金融から中堅消費者金融、最終的に闇金にたどり着く人もいましたが、闇金については散々注意喚起されているので手を出す人が少なくなったと言われています。

借入先が無くなったからと言って闇金に流れる人が少なくなったのはいいことですね。

借入件数をみてみるとやはり1件というのが圧倒的に多く、多くの人が無理な借入をしていないことがわかります。

2件、3件という人もいますが、それ以上は少なくなります。

みんなちゃんと返済してる?自己破産に陥る人は案外少ない

借りたのはいいけど返済が苦しい、そう感じるのはあなただけではありません。しかし、最近では以前のような深刻な借金地獄に陥る人は少なくなりました。返済についてみてみても、少額の借入をきちんと返済している人がほとんどです。

返済に行き詰まったときにはいくつかの選択肢があります。

  • 金利の低いローンに借り換え
  • 債務整理
  • 自己破産

自己破産や債務整理を行うとそれが信用情報に登録されてしまうので、今後ローンを組んだり、クレジットカードを作ったりするのが難しくなります。自己破産に至っては、車や家などのぜいたく品を所持できないなど生活が不自由になりますので基本的にはおすすめできません。

しかし、実際には平成28年度の自己破産件数は約6万4千件ほどあり、前年より増加傾向にあります。

この自己破産件数すべてが消費者金融関連ではありませんが、消費者金融が一般的に浸透してきたことも要因の一つとして否めません。

利用者は女性が増加傾向!まじめに返済している人が多いのは意外!?

消費者金融の利用者についていろいろ調べてみましたが、女性が思ったよりも多いことに驚かされました。年齢別としてはやはり30代~50代の利用者が多いようです。もともと中高年の男性の利用者が多かったのですが、消費者金融の利用が手軽になったことで女性や若者、高齢者も手が出しやすくなったと考えられます。

消費者金融で借りたお金の使い道ですが、レジャーや旅行、趣味や習い事などの少額の借入が多いようです。また生活費の足しにと借入する人もいますが、以前のような深刻な困窮状態にある人は少ないようです。

多重債務者の割合も減り、借金の返済のためにお金を借りている人は少なくなりつつあります。また騙されて闇金などに手を出す人も少ないようです。多重債務や闇金のリスクが周知されてきたのはいいことですね。

しかし、一方で自己破産件数がわずかに増加しているのは気になります。すべてが消費者金融関連というわけではありませんが、自己破産には条件があります。ぜいたく品の所有が制限されたり、ローンが組めなくなったりするので日常生活に不便を感じることがあるかもしれません。

消費者金融の利用者について調べた結果、案外賢く利用している人が多かったというのが感想です。

少額の借入でちょっとだけ贅沢をして、借りたお金はなるべく早く返すのが賢明と言えるでしょう。

【参考記事】
消費者金融トラブルでもう悩まない!相談窓口はこちら!

トピックス
ページトップへ