消費者金融の申込資格！無職や未成年では借入は難しい！？

消費者金融が最近人気らしい、自分もぜひ利用してみたいという人は多いですが、注意したいのが申込資格です。残念ながら消費者金融は誰でも利用できるというわけではなく、条件を満たした人のみが申込でき、さらに審査に通った人が借入できる仕組みになっています。

消費者金融の申込資格はそれぞれHPに記載がありますので、まずは確認することが大事です。今回申込資格はあるのかどうか気になるのが未成年の方や無職の方です。未成年というと20歳未満の方、無職というと収入のない方です。

ちょっと借入は難しいように感じますが、ただ難しいと決めつけるのではなく、なぜ難しいのか借入するためのはどうしたらいいのかなど対処法も併せてご紹介していきたいと思います。

自分に申込資格があるかどうかわからないという人もぜひこの記事を参考にしてください。

消費者金融の申込資格において大事な２つのポイント

ちょっとお財布が寂しい、お金を借りたいというのは誰でも思うことですが、とくに20歳未満の若者やなんらかの事情で仕事を失った無職の人は切実に感じていると思います。そのような人ほど消費者金融で借入をしてその場をしのぎたいものですが、残念ながらそう簡単には行きません。

いくら以前よりハードルが下がったとはいえ、消費者金融も商売ですので返済見込みのある人にしかお金を貸さないのは当然です。未回収が増えると経営が立ち行かなくなってしまいます。とくに景気の悪化が懸念される昨今ならなおさらです。

審査に通る見込みの低い人を最初の段階で排除するために各社は申込資格というのを設けています。申込資格は借入先によって多少は異なりますが、基本的には下記の2つの条件が絶対です。

• 満20歳以上69歳未満の方
• 安定した収入が見込める方

一見、申込資格はそれほど高くないように感じますが、未成年者や高齢者、無職の方は完全にNGです。ちょっとひどいんじゃない？と言いたくなるかもしれませんが、未成年や高齢者、無職の人にお金を貸すとどうなってしまうのでしょうか。

もしも自分がお金を貸す立場だったら、上記にような人にお金を貸したいと思いますか？それを考えるとおのずと答えが出ると思います。決して闇雲に条件をつけているわけではないのです。

上記の二つの基本的な申込条件についてさらに詳しく掘り下げてみましょう。

未成年は責任能力はがないから不可！学生でも20歳以上ならOK

まず最初の申込条件は年齢制限です。

満20歳以上69歳未満とご説明しましたが実は上限は60歳以上70歳までの間で借入先によって異なります。

しかし、消費者金融の多くは69歳までと設定しています。

【消費者金融各社の申込可能年齢】

未成年でも親元を離れ、自分でアルバイトをして自活している人もいるかもしれませんが、残念ながら未成年は借入できません。

以前は未成年でも借入できたようですが、未成年にお金を貸して親から訴訟を起こされたケースもあり、消費者金融では原則未成年に貸し付けを行うことはNGです。

しかし、20歳になれば学生であっても借入をすることは可能です。学生なら金利の低い学生ローンなどもありますのでチェックしてみてください。

高齢者も借入が難しい

消費者金融の申込は未成年だけではなく、高齢者にとっても厳しいものです。高齢者の場合、リストラなどで仕事を失う可能性が高く、また再就職が難しいということがあります。その他にも突然病気になったり、死亡する確率も高くなるため消費者金融も貸し付けに慎重になるのでしょう。

大手消費者金融では69歳まで申込資格がありますが、あくまでも安定した収入があることが条件です。年金は収入とみなされませんので注意してください。

安定した収入が無い人は借入不可！残念ながら無職では利用できない

年齢制限をクリアしたら次は安定した収入があるというもう一つの条件を見ていきます。お金を借りる際に安定した収入があることは絶対に欠かせません。なぜなら収入がなければお金を返す当てがないからです。

もちろん収入が高い方がいいのですが、消費者金融ではアルバイトやパートでも収入があれば借入できる可能性は十分あります。

安定した収入があることが条件となっていますので無職の人は借入できません。無職の人こそお金を借りたいと思うのですが、残念ながら借入不可となります。

無職の人は国からの支援を受けることも視野に

無職の場合まずは身近なところでアルバイトを始めることが消費者金融を利用する近道です。

無職でも派遣登録すれば審査に通る可能性があるかもという人がいますが、派遣登録しても勤務実態がなければ審査に通るのは難しいでしょう。

不要なものをオークションやリサイクルショップで売るという方法もありますが、一時的なものにすぎません。やはり短時間でも構いませんので働いて収入を得ること考えましょう。

もしも病気やケガなどを理由に働くことが難しいのであれば生活保護を受けるなど国に支援を求めることができます。

健康でかつ自立を目指しているけれどなかなかうまくいかないという人には総合支援貸付制度というものがあります。

総合支援貸付制度についてはお近くの社会福祉協議会で説明を受けることができますので、無職で借入先がなく困っている人は一度相談してみてください。

借入先に困っている人をカモにする闇金

無職の人が借入先を探すときに注意したいのが闇金の存在です。

闇金とは高金利で貸付を行ったり、暴力による取り立てをする悪徳業者です。

スポーツ新聞やインターネットで「無職OK、審査なし」などと宣伝して借入先に困っている人をカモにします。

闇金を見極めるためには貸金業者登録番号があるか、また番号が正規のものか確認しましょう。闇金業者は連絡方法が携帯電話しか記載されていないということも頭に入れておくといいでしょう。

他にも専業主婦や年金受給者には申込資格がない？

未成年や高齢者、無職の方は残念ながら借入はできませんが、実はその他にも専業主婦や年金受給者も借入できません。年金受給者については前述の通り、年金は安定した収入とはみなされません。

専業主婦の場合、消費者金融を対象とした法律、総量規制がネックとなります。

総量規制とは年収の1/3までしか借入できない法律で違反すると会社側が処分を受けます。

銀行カードローンは総量規制の対象外なので専業主婦でも借入できる商品がありますが、消費者金融では専業主婦は借入不可となります。

未成年と無職は残念ながら借入不可！無職の人はまずはアルバイトから

消費者金融は柔軟な対応が人気の理由ですが、どんなに柔軟でも譲れないのが申込資格。

申込の条件はたった二つ、年齢と安定した収入があることです。

年齢の下限は満20歳ですので、未成年は借入できないということになります。未成年は責任能力、返済能力が乏しいため仕方ありません。

未成年の場合は、お金を借りることの重大さを理解していませんので手軽に借入できる環境は危険だと思います。アルバイトなどで収入があれば、20歳になるのを待って消費者金融の利用が可能となります。

またもう一つの条件は安定した収入があることとなっていますので、無職の人も借入はできません。無職の人は短時間のアルバイトを始めることで、借入が可能となります。病気などで働くことができない場合には行政の支援を受けることができるか相談しましょう。

他にも総量規制に違反する専業主婦や年金受給者も借り入れは難しいようです。

消費者金融の申込資格について検証しましたが、未成年や無職ではなく、20歳以上で収入があれば借入は難しいことではありません。今は無理でも時期を待って、あるいは状況を改善することで申込条件を満たし借入できる日が来るはずです。その時には案外すんなり借入できて拍子抜けするかもしれませんよ。

【参考記事】
消費者金融でお金を借りるなら「総量規制」の知識は必須！簡単に説明